建築会社の技術力が伝わらない3つの設計不足

同業他社と同じような宣伝をしていませんか?

どれだけ施工技術を磨いても、
お客様から見れば
「どこも似たような会社」
に映ってしまいます。

実は、
売上が頭打ちになる建築会社には
共通する盲点があります。

それに気づかないまま努力を続けても、
残念ながら状況は変わりません。

多くの建築業経営者が見落としている問題があります。
それは「マーケティングの設計図なしで行動している」ことです。

施工技術や現場管理を持つ事業者ほど、
つい工事品質の向上に集中してしまいます。
しかし、
どれだけ優れた技術を持っていても、
それをお客様に正しく伝える
マーケティングの設計図がなければ売上にはつながりません。

多くの方が
「とりあえずやってみる」
という行動量重視のアプローチを取りがちです。

行動することは素晴らしいのですが、
成果が出ない時は大きな落とし穴に落ちています。

その落とし穴とは・・・。

同じサービスでも、
30代の若い夫婦と50代のシニア夫婦では
反応するメッセージが全く違います。

施主と建売販売者では重視するポイントも異なり、
利用する媒体も変わってきます。

ペルソナによって求めるものも、
響く言葉も、
普段使っているツールも全て違うのに、
一律のアプローチをしていては成果が出ません

まず誰に向けて発信するかを明確に設計し、
その人の心理に合わせて
全ての導線を組み立てる必要があります。

この顧客心理の設計が曖昧だと、
集客媒体の選択も、
メッセージの内容も、
営業の進め方も
全てがちぐはぐになってしまいます。

結果として、
どの段階でも中途半端な印象しか与えられず、
成約につながらないのです。

問い合わせから見積もり、
そして施工、アフターフォローまで、
お客様との接点には必ず順序があります。

しかし多くの建築会社が、
「その場その場の対応」
で済ませてしまっています。

どのタイミングで何を伝えるべきか、
どの段階でお客様にどんな価値を感じてもらうかを
事前に設計していないため、
成約率が安定しません。

例えば、
初回の訪問で施工プランの詳細を説明するより、
まずはお客様の現状を
しっかりと聞き出す段階を設けることで、
信頼関係の構築が格段に向上することがあります。


この見極めをしてマーケティング工程に組み込みましょう。

限られた予算の中で、
どの集客方法に
どれだけの時間と費用をかけるべきかを
明確に決めていない建築会社が少なくありません。

資金と時間の投資先を戦略的に設計せずに、
思いつきで様々な集客方法を試してしまうと、
結果として全てが中途半端になってしまいます。

自分の施工技術を
最も効果的に伝えられる媒体や方法を見極め、
そこに集中的にリソースを投入する設計が必要です。

理論だけでは実感が湧かないかもしれません。
実際に設計思考を取り入れて
成果を上げた建築会社の共通点を見てみましょう。

これらの事例は、
闇雲に行動量を増やすのではなく、
正しいマーケティング設計図を描いてから行動した結果です。

どの業種でも応用できる考え方が隠されています。

ある水回り工事の専門家は、
技術力には絶対の自信を持っていました。

しかし、
問い合わせが月に数件程度で、
価格競争に悩んでいました。

それを顧客心理に着目して設計を見直したところ、
成約率が大幅に向上しました。

Before:技術力をアピールするも
月3〜5件の問い合わせで価格競争に悩む。
After:顧客心理に基づく安心感提供の仕組みを構築。
具体的な変化:お客様の「本当に今日来てくれるのか」
「追加料金は大丈夫か」という不安に
先回りして対応する設計に変更。
結果:6ヶ月で月15件の安定した問い合わせ獲得、
成約率も27%→68%に向上。

外壁塗装の会社は、 施工品質をアピールしがちです。

しかしお客様との接点には必ず順序があり、
どのタイミングで何を伝えるべきかが重要です。

そこで、工程設計を見直し、
段階的な信頼関係構築プロセスを確立した結果、
継続率と紹介件数が改善しました。

Before:初回で施工技術をアピールするも 成約につながらない。
After:段階的な信頼関係構築プロセスを設計。
具体的な変化:1回目「現状確認と診断」、
2回目「問題点の整理と優先順位」、
3回目「具体的な施工プランと見積もり」 の3ステップ工程を確立。
結果:4ヶ月で成約率が35%→72%に改善、 紹介案件も月2件→8件に増加。

設計事務所が陥りがちなのは、
様々な集客方法に手を出してしまうことです。

限られた予算の中で、
どこに集中投資すべきかを
明確に決めていませんでした。

分散していた広告媒体を絞り、
お客様と接触する時間に労力を集めることにより、
受注単価の向上と利益率のアップを実現しました。

Before:複数の広告媒体に分散投資するも効果が見えない。
After:提案力向上に集中投資する設計に変更。
具体的な変化:広告費の70%を削減し、
プレゼンテーション資料と
モデルハウス見学体験の向上に集中投資。
結果:8ヶ月で受注単価が1.8倍、
利益率も32%向上して価格競争から脱却。

売上が伸びない原因は、
行動量の不足ではなくマーケティング設計図の不在にあります。

顧客心理、工程管理、資金配分の3つの軸で
事前に設計図を描き、
その上で計画的に行動することが重要です。

技術力や専門知識は、
正しい設計図があって初めて売上につながります。

どれだけ優れたサービスを提供していても、
お客様に伝わらなければ意味がありません。

まずは、
自分のビジネスにマーケティングの設計図があるかどうかを見直してみてください。

マーケティング設計図に基づいた行動こそが、
安定した売上と利益を生み出す鍵となります。

学んだ「知識」を「成果」に変えるために

この記事でお伝えしたメソッドや事例を、
単なる「知識」で終わらせず、
あなたのビジネスの現場で活用したいと思いませんか?

「自分の業界・会社に当てはめると、どう動くのが正解か?」
「手元の診断ワークをやってみたけれど、客観的な答え合わせがしたい」

そんな本気の経営者様のために、
現在、【審査制】経営改善明確化セッションの受付を行っております。

このセッションは、単なる悩み相談の場ではありません。

あなたのビジネスのボトルネックを特定し、
V字回復、あるいは次なる成長への最短ルートを共に描く「戦略会議」です。

※一人ひとりと真剣に向き合うため、一次審査を設けております。
【一次審査】経営改善明確化セッション・エントリーはこちら

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

疑問や質問を募集しています

記事への疑問や、経営・集客のお悩みをお寄せください。

お送りいただいた内容はすべて拝読し、
多くの方が直面している課題については、
本ブログやメルマガにて匿名で回答させていただきます。

※個別回答はいたしかねますのでご了承ください。
質問フォーム

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【編集後記】

今回の内容のような話は、
説明が長くなりやすいので、
私はついつい
「方法さえ分かれば大丈夫です」
と言ってしまいます。

でも実際には、
私自身も過去に同じような悩みを抱えていました。

頑張っているのに結果が出ない時期があったからこそ、
今回お伝えした内容の重要性を実感しています。

結果が出る人と出ない人の違いは、
才能や努力量ではありません。

今回の内容のような
ポイントを知っているかどうか、
それだけの差なのです。

同じ作業や同じ広告媒体を使っても差が出るのは、
知っているか知らないかだけです。

一緒に「正しい方法」を身に着けていきましょう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

鈴木栄美子・公式インフォメーション

● サービス案内

V字回復メソッドコンサルティング
建築業100%、その他78業種のメソッドによるコンサルティングの概要。

エグゼクティブコーチング
経営者の「決断」と「孤独」を支え、事業を加速させる1対1のパートナーシップ。

● 著書紹介
「高くても選ばれる」ための戦略を体系化した、経営者のための実践書。
『ノーブランド企業が高額商品で売上を10倍にする集客法』

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

成果保証型V字回復メソッド開発者
マインドック 代表 鈴木栄美子

【実績】 
・78業種100社以上のクライアントの9割が増益 
・建築業では100%の成功率 
・2001年独立。延べ3万人以上のコンサルティング実績
  https://bestmindoc.com/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

上部へスクロール