なぜSNS投稿が工務店の営業マンにならないのか

「毎日投稿しているのに反応がない」
「施工写真や実績を載せても問い合わせが来ない」

多くの工務店や建築業経営者がSNS投稿で同じ悩みを抱えています。

実は、投稿内容が良くても、
お客様(特に発注権限を持つ主婦・女性)の心に届かないのは、
建築業ほど陥りやすい心理構造的な問題があります。

この差が明暗を分けます。
手遅れになる前に、
SNS投稿の本質を理解しておいてください。

多くの工務店がSNS投稿で失敗する理由は、
投稿をただの「施工実績の発表」にしてしまうことです。

SNSは本来、
お客様とのコミュニケーション手段であり、
信頼関係を築く場所です。

投稿一つ一つが営業マンの役割を果たすよう設計することで、
初めて成果につながります。

次の3つのポイントで、
効果的な投稿設計の考え方を理解していきましょう。

SNS投稿でよくある失敗は、
「今日はこんな施工をしました」
「新しい建材を導入しました」
といった、自分の活動報告になってしまうことです。

特に工務店の場合、
発注者の多くは技術に詳しくない主婦や女性が主体です。

お客様が知りたいのは、
あなたの施工技術ではなく、
「この家に住むことで、我が家の生活がどう変わるか」です。

建築用語や技術説明より、
「この施工によって家族の生活がどう豊かになるか」
を伝えることが重要です。

投稿の主語を
「当社は」から「ご家族は」に変えるだけで、
お客様目線の発信に変えることが可能です。


お客様の悩みに寄り添い、
解決後の豊かな生活を描く投稿が、
心に響く投稿の基本です。

多くの工務店の投稿を見ると、
毎回違うトーンや画像で統一感がありません。

お客様の記憶に残るには、
視覚的な一貫性と投稿リズムの規則性が必要です。

決まった色使い、
決まった投稿スタイル、
決まった時間での投稿が、
お客様の記憶に蓄積されます。

人の脳は、繰り返し触れるものを重要だと認識します。
不定期でバラバラな投稿では、
お客様の記憶に定着しません。

一貫したテーマと定期的な投稿で、
お客様の生活リズムに溶け込むことが大切です。

また、完成写真だけでなく、
施工の過程や、実際に住むご家族の喜びの声など、
五感に働きかける要素を取り入れることで、
投稿の印象を強くしましょう。

「お気軽にお問い合わせください」
「今なら特別価格で」
といった売り込み型の投稿は、
SNSでは控えましょう。

SNSは友人や知人とのコミュニケーション場所なので、
商業的な投稿は場違いに感じられるからです。

まず、
お客様に価値を提供することや交流が大切です。

家づくりの困りごとを解決するヒントや、
知って得する住宅情報を継続的に投稿することで、
お客様の中に感謝の気持ちが生まれます。
この感謝が,自然な相談や問い合わせにつながります。

重要なのは,お客様の感情の流れを理解することです。

困っている状態から安心できる状態へ、
不安から希望へと、
心の変化に寄り添う投稿設計が求められます。

理論だけでは分かりにくいかもしれません。

実際にSNS投稿の設計を変えて、
問い合わせや相談が増えた建築業の経営者たちがいます。

彼らがどのような視点で投稿内容を変えたのか、
その変化のポイントを見てみましょう。

ある工務店は完成した建物の施工写真ばかりをSNS投稿していました。
技術力には絶対の自信を持っていましたが、
施工写真の投稿では反応が薄く、
問い合わせは月3〜5件程度で価格競争に悩んでいました。

それが、
お客様の生活がどう変わるかに焦点を当てた投稿設計に変更することで、
劇的に成果が向上しました。

Before:施工写真や技術説明で月3〜5件の問い合わせで価格競争に悩む
After:お客様の生活変化に焦点を当てた投稿設計へ転換
具体的な変化:
「耐震性能が向上しました」という技術説明から、
「地震のニュースを見ても,もう心配で眠れない夜はありません」
という住人の気持ちの変化や,
「家族が笑顔で団らんする時間が増えました」
といった生活の充実を伝える投稿に変更しました。
結果:6ヶ月で月8〜10件の安定した問い合わせ獲得。
成約率も25%→40%に向上。
さらに,紹介による問い合わせも増加しました。

ある設計事務所は、
建築的なこだわりや技術的な工夫ばかりをSNS投稿していました。

月2〜3件の問い合わせしかなく
相談者の多くが「価格が高い」と価格比較をしていました。

それが、
お客様の生活視点での
家づくりのコツに焦点を当てた投稿に変更したことで、
成果が激変しました。

Before:建築的なこだわりを発信するも月2〜3件で価格競争に悩む
After:生活者視点での家づくりのコツを週2回定期投稿
具体的な変化:
「梁の見せ方」という技術説明から、
「キッチンに立つ主婦が笑顔になる間取りの秘訣」
「子どもの成長段階に合わせた部屋づくりの工夫」
といった生活者の視点での投稿に変更しました。
結果:9ヶ月で月6〜8件の相談獲得、成約率も20%→38%に向上。
特に、設計・相談から契約につながる確度が大幅に向上しました。

ある外壁塗装店は、
職人の技術力や使用している塗料の性能ばかりをSNS投稿していました。
毎日投稿していましたが、
月4〜6件の問い合わせで、
ほぼすべてが「見積もり比較」の段階でした。

それが、
主婦が感じる外壁の悩みと
塗装後の安心感に焦点を当てた投稿設計に変更することで、
成約率が劇的に改善されました。

Before:塗料性能や職人技術を発信するも月4〜6件で見積もり比較が多い
After:主婦の不安と解決に焦点を当てた投稿設計へ転換
具体的な変化:
「25年耐久塗料を使用」という技術説明から、
「雨漏りの不安から解放された住まい」
「お子さんが安心して遊べる綺麗な外壁」
「これから先,10年間は塗装の心配をしなくていい」
という安心感と生活の充実を伝える投稿に変更しました。
結果:7ヶ月で月7〜9件の相談獲得、成約率も30%→45%に向上。
見積もり比較で終わっていた案件から実際の契約案件が増加しました。

効果的なSNS投稿の秘訣は、
技術や実績のアピールではなく、
お客様(特に主婦・女性)の心理に寄り添った設計にあります。


・お客様目線での価値提供
・一貫した投稿スタイル
・定期的な発信リズムが
投稿を営業マンに変える要素です。

しかし、
一貫した投稿スタイルが必要だからこそ、
最初にどうするかを綿密に作りこまないといけません。

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【編集後記】

今回はSNSの基本的な使い方についてお伝えしました。

この基本を押さえつつ、
X(旧Twitter)、Facebook、YouTube、Instagramなど
媒体の特徴も押さえる必要があります。

Xは曜日と時間を決めるのはマストですし、
大量投稿したほうが良い傾向がありますが、

YouTubeなら、
関連動画の設定や説明欄の最適化が重要です。

基本を押さえつつ媒体の特徴も考えて、
ぜひ自社に最適なSNS戦略を構築してください。

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鈴木栄美子・公式インフォメーション

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マインドック 代表 鈴木栄美子

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