「終わった媒体」が最強の集客ツール

みんなが「もう古い」と言い捨てた集客媒体に、
実は大きなビジネスチャンスが隠れています。

流行を追う経営者の多くが見落としている、
『逆張り媒体戦略』という視点があります。

それは、同業者が放棄した媒体こそが、
最も効果的な集客ツールになる可能性を秘めているという発想です。

なぜみんなは「終わった媒体」を捨てるのか

流行の集客媒体があります。

その媒体が流行り出した直後は、
多くの経営者が集中します。

すると効果が出ます。

しかし、そこに効果があると気づくと、
全員がその媒体に群がり、
同業者が増えて、
やがて効果は薄れていきます。

そして、多くの経営者は次の流行媒体へ移動します。
すると、前の媒体は「もう終わった」と言われるようになるのです。

ところが、この判断には大きな落とし穴があります。

1つ目:お客様は「終わった」と言われた媒体を使い続けている

同業者は放棄しても、
お客様はよほど時代遅れの媒体でない限り、
その媒体を使い続けています。

FAXDM、Facebook、古い情報誌など、
「終わった」と言われる媒体を見ると、
多くのお客様がそこに存在しているのです。

つまり、敵がいない状態で、
お客様にアプローチできる環境が生まれているのです。

2つ目:良いサービスが安い価格で使える

流行っていた時代、
その媒体で競争が激しかったため、
サービス内容はどんどん良くなりました。

しかし、流行が去ると需要が下がり、
良い内容のサービスが安い価格で提供されるようになります。

つまり、最高の品質を最安値で手に入れるチャンスなのです。

3つ目:異業種の視点で新しいマーケットが見える

建築業だけを見ていると、
「この媒体は建築業では使えない」と判断してしまいます。

しかし、異業種が成功している媒体を、
自分の業種で活用できないかと考えると、
全く新しいお客様層にリーチすることができます。

医療施設向けの会報を水回り工事業者が活用するなど、
視点の転換で隠れたマーケットが生まれるのです。

「終わった媒体」を使って成果が出た3つの事例

理論だけでは信じられないかもしれません。

実際に、この逆張り戦略を活用した建築業者たちは、
どのような成果を得たのでしょう。

具体的な事例を見ていきます。

事例1:工務店が古いSNS媒体で地域顧客を獲得

Instagramが全盛になった今、
古いSNS媒体は「もう使う人がいない」と言われています。

ある工務店の経営者も、
最初はそう思っていました。

しかし、「今、この媒体には敵がいない」という発想に転換すると、
新しい見え方が生まれました。

Before: Instagramなど新しいSNSに必死に投稿するも、同業者が多く、埋もれてしまっている状態
After: 古いSNS媒体という「終わった」と言われる媒体に、敢えて実績を発信

具体的な変化: 新しい媒体には競合が殺到し視認性が低い。しかし古い媒体には、継続的に利用している地域住民が集中。その層に直接リーチする形でアプローチ
結果: 6ヶ月で月6〜8件の新規問い合わせを獲得。新しいSNS運用より少ない時間投資で、成約率も38%を達成。競争のない市場を自社の庭にすることに成功

事例2:水回り工事が医療関連の会報で受注増

水回り工事の専門業者は、
当初「建築業向け」の媒体と「建築業の競合」しか見ていませんでした。

しかし、医療施設や高齢者施設が、
水回り工事の大きなお客様になるという気づきが遅れました。

Before: 建築業界の標準的な媒体でのみ営業活動。競合が多く、価格競争に巻き込まれている 
After: 医療・福祉施設向けの会報という「異業種向け媒体」に目を向けた

具体的な変化: 医療施設管理者の目に入ることで、施設改修工事という新しいカテゴリーのお客様と出会う。建築業の常識では「その媒体は関係ない」とスルーされていたマーケット
結果: 3ヶ月で月4〜5件の大型案件打診。1件あたりの工事規模が個人住宅の3〜4倍。月商で平均150万円の売上増加を実現

事例3:外装工事会社がFAXDMで法人顧客を獲得

「営業はSNSとオンライン」という常識から、
FAXDMは完全に忘れ去られていました。

ある外装工事会社は、
その忘れられた媒体にこそ、
自分の理想のお客様層(工場・倉庫・商業施設のオーナー)がいることに気づきました。

Before: Instagramなど新しいプラットフォームでの営業に必死。疲弊する一方で、単価の低い個人宅案件ばかり増える悪循環 
After: 時代遅れと言われるFAXDMという媒体で専門的な外装メンテナンス提案を発信

具体的な変化: FAXDM受け取り層は、工場・倉庫・商業施設の経営者や管理者が中心。その層が必要とする大規模外装改修という高単価案件に直結 
結果: 4ヶ月で月3〜4件の大型案件獲得。個人宅からの3倍の工事単価を実現。手間をかけずに月商200万円の売上増を達成

「敵が少ない市場」という発想の転換が集客を変える

集客戦略において、
多くの経営者は『流行媒体=効果がある』という
固定観念に支配されています。

しかし、実際には流行媒体こそが、
最も競争が激しく、効果が薄れやすいのです。

一方、巷で「終わった」と言われるFAXDM、
古いSNS、業種外の会報など、
敵が放棄した媒体には、
未開拓のお客様が存在しています。

そのマーケットを見つけるには、
『なぜこの媒体は終わったのか』ではなく、
『なぜお客様はまだこの媒体を使っているのか』という問い方が必要です。

また、異業種の視点を取り入れることで、
自分の業種では「常識外」だと思われていた媒体が、
実は最高のお客様層への入り口になる可能性も秘めています。

肝は、流行を追う集客ではなく、
『敵がいないマーケット』を見つけ、
そこに自社の技術と専門性を置く戦略です。

これは、単なる媒体選びではなく、
『集客の顧客心理設計』であり、
『経営判断としての戦略的思考』なのです。

その戦略的な視点を、
自社の業種・状況に合わせて設計することが、
売上を変える第一歩になるのです。

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【編集後記】

流行に敏感なのは良いことです。
新しい告知媒体が出た時に、
いの一番で使い始められる方を
私は尊敬しています。

同じように、
流行を過ぎた告知媒体を
コツコツと続けている方も
尊敬しています。

この両者の経営者さんに
新しい視点を持ち、
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この記事を書きました。

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