「忙しくて集客どころじゃない」と感じているなら、
それは努力不足ではなく設計不足です。
時間を変数として制御する工程設計がなければ、
何年経っても忙しさから抜け出せません。
忙しい経営者ほど仕組み化が武器になる理由
現場作業に追われる建築業経営者の多くは、
「時間ができたら集客に取り組もう」と考えています。
しかし、時間は勝手に生まれません。
時間配分を設計し、
作業の優先順位を明確にし、
自分以外でも回る仕組みを作らない限り、
忙しさは永遠に続きます。
忙しさの原因は仕事量ではなく、
時間という変数を制御する設計図が存在しないことです。
1つ目:時間配分の設計がないまま動いている罠
多くの経営者は、
朝から晩まで全力で働いています。
現場作業、見積作成、打ち合わせ、施主様対応と、
やるべきことは山積みです。
しかし
「今日は何に何時間使うべきか」
という時間配分の設計図がないため、
目の前の仕事に反応し続けるだけになっています。
時間配分の設計とは、
売上に直結する作業とそうでない作業を明確に区別し、
優先順位をつけることです。
集客活動、既存顧客のフォロー、
新規見込み客との商談は売上を生む作業です。
一方、誰でもできる事務作業や単純な確認作業は、
あなたの時間単価に見合わない可能性があります。
時間を変数として扱い、
どの作業にどれだけの時間を投資するかを事前に決める。
この設計があれば、忙しさに振り回されず、
集客と売上を両立できるようになります。
2つ目:自分でやるべきかの判断基準がない盲点
「自分がやったほうが早い」
「任せられる人がいない」
という思考パターンに陥っていませんか。
この考え方が、あなたの時間を奪い続けています。
問題は能力不足ではなく、何を自分でやり、
何を他人やシステムに任せるべきかの判断基準が設計されていないことです。
判断基準の設計には、
まず自分の希望時給を明確にする必要があります。
年収目標と労働時間から逆算すれば、
あなたの時間単価が見えてきます。
その時間単価を下回る作業は、
外注やシステム化を検討する対象です。
さらに重要なのは、
「売上を増やす作業」
「売上が発生する作業」
「売上発生に必要な作業」
を分類することです。
あなたがすべき作業は、
売上を増やす作業と売上が発生する作業だけです。
それ以外は、他の誰かでも代替可能な作業として設計し直す必要があります。
3つ目:工程全体を見渡す視点の欠如
現場作業に追われていると、
目の前の1件1件に全力を注ぐことになります。
しかし、集客から販売、施工、
アフターフォローまでの工程全体を見渡す視点がなければ、
永遠に忙しいままです。
工程全体の設計とは、
経営者本人がすべき作業と他の誰かに任せられる作業を明確に区別することです。
見込み客の獲得から商談、施工、フォローまで、
すべてをあなた一人でやる必要はありません。
どの工程を誰が担当するのか、
どの部分をシステム化できるのかを設計すれば、
あなたが現場にいても集客活動は止まりません。
さらに重要なのは、投資判断の視点です。
外注やシステム導入には費用がかかりますが、
それによってあなたの時間が解放され、
より売上に直結する活動に集中できるなら、
投資対効果は高くなります。
工程管理と資金管理を同時に設計する視点が、仕組み化の鍵です。
時間設計で変化した建築業経営者たち
理論だけでは信じられないかもしれません。
実際に時間という変数を制御する設計を導入し、
段階的に成果を出した建築業経営者の事例を紹介します。
彼らは一発で問題を解決したわけではなく、
段階的に仕組みを作り上げていきました。
事例1:時間配分の設計で変化した工務店経営者
ある工務店経営者は、
朝8時から夜7時まで現場と打ち合わせに追われていました。
集客は「時間ができたら」と後回しにしていたため、
問い合わせは月3件程度で安定しませんでした。
Before:現場作業と打ち合わせで1日11時間労働、集客活動はゼロ
After:時間配分を設計し、週5時間を集客活動に確保
具体的な変化:売上に直結する作業の優先順位を明確化し、事務作業を外注に切り替え
結果:6ヶ月で問い合わせが月3件→月6件に増加、成約率も30%→45%に向上
事例2:作業の優先順位設計で飛躍したリフォーム業者
あるリフォーム業者は、
見積作成や資料作成に多くの時間を費やしていました。
しかし、これらの作業は売上を増やす作業ではなく、
売上発生に必要な作業に過ぎませんでした。
Before:見積・資料作成に週15時間、新規営業活動はほぼゼロ
After:見積作成をテンプレート化し、資料作成をスタッフに任せる設計
具体的な変化:経営者本人は商談と既存顧客フォローに集中する体制に変更
結果:8ヶ月で月商80万円→月商140万円に増加、労働時間は週50時間→週40時間に短縮
事例3:工程全体の設計で成功した外壁塗装業者
ある外壁塗装業者は、集客から施工、
アフターフォローまですべて自分一人で行っていました。
技術力には自信がありましたが、
新規顧客の獲得に時間を割けず、
売上は停滞していました。
Before:集客・商談・施工・フォローすべて経営者一人が担当、月5件対応が限界
After:集客はシステム化、商談は経営者、施工は職人、フォローはスタッフという工程設計
具体的な変化:工程全体を設計し直し、資金を投じて外注とシステムを導入
結果:12ヶ月で月5件→月8件の対応が可能になり、年商が1.8倍に成長
まとめ
忙しい建築業経営者が抜け出せない理由は、
努力不足ではなく設計不足です。
時間という変数を制御する工程設計がなければ、
何年経っても忙しさは変わりません。q
時間配分の設計、
作業の優先順位の明確化、
工程全体を見渡す視点、
この3つを段階的に導入することで、
現場にいながらでも集客と売上は動き出します。
一発解決ではありませんが、
設計図に基づいて着実に改善を重ねれば、
あなたが動かなくても成果が出る状態を作れます。
学んだ「知識」を「成果」に変えるために
この記事でお伝えしたメソッドや事例を、
単なる「知識」で終わらせず、
あなたのビジネスの現場で活用したいと思いませんか?
「自分の業界・会社に当てはめると、どう動くのが正解か?」
「手元の診断ワークをやってみたけれど、客観的な答え合わせがしたい」
そんな本気の経営者様のために、
現在、【審査制】経営改善明確化セッションの受付を行っております。
このセッションは、単なる悩み相談の場ではありません。
あなたのビジネスのボトルネックを特定し、
V字回復、あるいは次なる成長への最短ルートを共に描く「戦略会議」です。
※一人ひとりと真剣に向き合うため、一次審査を設けております。
▼【一次審査】経営改善明確化セッション・エントリーはこちら
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
疑問や質問を募集しています
記事への疑問や、経営・集客のお悩みをお寄せください。
お送りいただいた内容はすべて拝読し、
多くの方が直面している課題については、
本ブログやメルマガにて匿名で回答させていただきます。
※個別回答はいたしかねますのでご了承ください。
質問フォーム
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【編集後記】
「時間がない」
この言葉は、
あなたの仕事への
真摯な思いから生まれています。
お客様のことを思えばこそ、
いくら時間があっても
足りないのです。
これは、
私も同じでした。
だからこそ、
工程全体を見渡し、
自分がやるべきことと
他人に任せるべきことを
切り分けて欲しいのです。
あなたには、
あなたしかできない作業と
好きな作業に集中して、
豊かに幸せに暮らして欲しい。
そのために、
V字回復メソッドがあります。
幸せな経営者は、
きっと今より良い経営者ですからね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
マインドック・公式インフォメーション
● サービス案内
・V字回復メソッドコンサルティング
建築業100%、その他78業種のメソッドによるコンサルティングの概要。
・エグゼクティブコーチング
経営者の「決断」と「孤独」を支え、事業を加速させる1対1のパートナーシップ。
● 著書紹介
「高くても選ばれる」ための戦略を体系化した、経営者のための実践書。
『ノーブランド企業が高額商品で売上を10倍にする集客法』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
成果保証型V字回復メソッド開発者
マインドック 代表 鈴木栄美子
【実績】
・78業種100社以上のクライアントの9割が増益
・建築業では100%の成功率
・2001年独立。延べ3万人以上のコンサルティング実績
https://bestmindoc.com/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

